”運動は薬”外来概要
”運動は薬”外来について
運動が体に良いとことは「わざわざ言うまでもないあたりまえのこと」と誰もが感じていると思います。しかし、「どれだけの運動をすることで体にどのような効果があるか?」、「運動のやりすぎで逆に悪影響が出ることはないのか?」という問いに答えられる方はまだ少ないものと思います。
近年の研究で、運動習慣は健康を維持するだけでなく、全ての生活習慣病に対して予防/改善効果を持つことが、明らかとなってきています。そして驚くべきことに、脳卒中に関して、発症に関わる因子として、”高血圧”の次に”運動習慣の有無”が2番目に重要な因子だったと報告されています。つまり、多くの方に降圧剤などを服用して頂いていますが、次に大事なことは運動習慣をつけることなのです。
“運動は薬”外来では、運動習慣を皆さんにつけて頂くことで、薬と同様の効果を得て、生活習慣病の予防/改善を図り、さらには脳卒中予防、循環器系疾患の予防を目指すことを目的としています。