オープン型MRIは閉所が苦手な方にも好評です。
更新日:2023年11月16日
その他
MRI検査は磁力を利用して臓器や血管を撮影し描出することで、様々な病気の早期発見、診断にとても有用な検査です。
しかし、通常のMRIはトンネル型の装置に全身を包み込む必要があるうえ、検査の際に大きな機械音が生じます。そのため、狭いところが苦手な方にとっては精神的苦痛を伴い、検査を受けられなかったり、検査の途中で中止となったりする場合があります。
当院のオープン型MRIは、広く開放された空間で検査時の音も小さいことが特長です。また、バックグラウンドミュージックとしてクラシック音楽などを流し、狭いところが苦手な方やご年配の方にも安心して検査を受けていただけるように配慮しています。
実際に、狭いところが苦手なため、当院のオープン型MRIを選んでご来院される方も多く、トンネル型MRI検査は無理だという方でも、10人中8人程度が検査を受けることができている印象です。(もしも途中で気分が悪くなった場合は、すぐに撮影を中断することもできますので、ご安心ください。)
撮影後に「このMRIだったら何とか我慢できたわー。」と喜ばれる方が多いので、狭いところが苦手でMRIを久しく検査されていない方や検査をしてみたいけど何だか怖いなぁと思っている方は、ぜひ、お気軽に当院へご連絡ください。撮影するお部屋がどんな感じなのか見学だけのご希望でも構いません。
私たち放射線科スタッフは、気持ちよく安心して検査を受けていただけるよう心掛けております。閉所が苦手など、何かお困りごとがあれば、検査前に遠慮なくお申し付けください。
放射線科 福井